事業内容

化学物質の管理について

見えないものを見える化、作業者の方に危険を及ぼす可能性のある化学物質を見つけ出し、安全か否かを評価させていただきます。

化学物質の規制が大きく変わります。特定の化学物質に対する個別具体的な規制から、危険性・有害性が確認された全ての物質に対して、国が定める管理基準の達成を求め、達成のための手段は指定しない方式、自主的管理に大きく転換されます。

私たちのようにサポートする側も、今までは、決められたことを決められたとおりにしておけば、測定も評価もできていたのですが、これからはそうはいきません。弊社は、海外での測定技術も取り入れ、最新の技術でサポートできる体制を整えています。

職場で何か臭いがするが原因が分からない。
大きな音がするが人体への影響は?
眼や手に痛みがあるが原因は・・・。

全ての化学物質に対応できるわけではありませんが、出来る限り化学物質を特定して、濃度測定を行い評価できるご提案をさせていただきます。

労働衛生の専門家集団

関西環境科学は、作業環境測定士、労働衛生コンサルタント、衛生管理者、さらには日測協認定オキュペイショナルハイジニストも含め、
労働衛生の水準の向上を図るために必要不可欠な資格をすべて有している全国でも数少ない測定機関です。

作業環境測定部門


作業環境中に人体に対して有害な因子がどの程度存在し、 その作業環境で働く労働者がこれら有害因子にどの程度 さらされているのかを把握することが作業環境測定です。

有害な因子とは、粉じん、有機溶剤、特定化学物質、金属等 の有害な物質の他、騒音、振動、温度や湿度等の物理的因子等もあります。
作業環境中に存在する有害物に対する危険の度合いを数値化し、 その状況を管理区分として3段階で評価します。

作業環境測定は、職場の有害物の存在状態を科学的に評価し、 職場環境が良好であるかを判断するために行うものです。
「作業環境管理」は、その意義を「安全管理」や「品質管理」と同じ水準で考えることが出来ます。

労働衛生コンサルティング部門


コンサルティング部門には、労働衛生コンサルタント(衛生工学)と日測協認定オキュペイショナルハイジニストが所属しています。
労働衛生コンサルタントは、安全衛生診断、安全衛生改善計画の作成、その他の安全衛生指導を行うのが主な職務です。各種安全衛生教育も行っています。

認定オキュペイショナルハイジニスト(COH:Certified Occupational Hygienist)は、化学物質、物理的因子、生物的因子、人間工学的因子及び一般環境、地球環境又は公衆衛生等について、事業者の依頼に応じて適切な指導、助言ができると認められた者に与えられる称号です。
これから求められる化学物質の自主的管理を進めるためには、必要不可欠な存在。化学物質の管理は、専門的な能力を有している認定オキュペイショナルハイジニストにお任せください。 

簡易専用水道検査部門


水道から供給されている水だけを水源として、その水をいったん受水槽にためてから供給する水道のうち、受水槽の有効容量が10㎥を超えるものを「簡易専用水道」といいます。
設置者は、登録検査機関に依頼して、検査を受けなければなりません。(水道法第34条の2第2項)
検査は、1年以内ごとに1回定期に受ける必要があります。(水道法施行規則第56条)
受水槽の有効容量が10㎥以下のものは、「小規模受水槽水道」や「小規模貯水槽水道」といい、その管理については、兵庫県や市の条例で別に定められ、簡易専用水道と同様の管理をすることが求められています。